ブルックの初登場は何話?
ブルックが初めて登場したのは アニメ第337話、原作では第442話 です。スリラーバーク編でルフィたちがゴースト船の上で出会ったのが最初でした。
スリラーバーク編での衝撃の登場
ルフィたちは霧の中に浮かぶ不気味な船で、突如現れた骸骨の男と遭遇しました。その正体こそがブルックです。陽気に自己紹介をしながら、「パンツ見せてもらえませんか?」と冗談を言う姿に、視聴者は衝撃を受けました。
彼は骸骨でありながら、普通に会話をし、ご飯を食べる様子を見せるという異質な存在でした。このユーモラスな性格こそが、後に彼が麦わらの一味に馴染む理由の一つとなります。
しかし、この時点ではブルックには大きな問題がありました。それが「影を奪われた身」ということ。彼はゲッコー・モリアの能力によって影を失い、太陽の下を歩けない状態だったのです。
ブルックの過去と悲しいエピソード
初登場時はコミカルなキャラクターとして描かれていたブルックですが、彼の過去は非常に悲しいものでした。彼はかつてルンバー海賊団という音楽好きの海賊団の一員でしたが、航海の途中で壊滅してしまいます。
仲間を全員失い、絶望の中で亡くなったブルック。しかし、彼は「ヨミヨミの実」の能力によって一度だけ蘇ることができました。しかし、魂が自分の体を見つけるまでに時間がかかりすぎたため、肉体はすでに白骨化していたのです。
長い孤独な時間を過ごしたブルックは、やがてモリアによって影を奪われ、スリラーバークに囚われてしまいます。この過去が明らかになったことで、彼の陽気な性格の裏にある深い悲しみが伝わり、視聴者の心を打ちました。
麦わらの一味への加入
スリラーバーク編でルフィたちと共にモリアと戦い、影を取り戻したブルック。その後、ルフィから「一味に入れ!」と誘われます。しかし、ブルックは当初ためらっていました。
彼にはまだ果たすべき大きな目的があったのです。それは、「双子岬にいるラブーンとの再会」。ルンバー海賊団の仲間たちと約束した大切な友との再会を果たすまでは、一人で旅を続けようと考えていました。
しかし、ルフィたちとの冒険の中で彼は再び仲間を得る喜びを感じ、最終的に麦わらの一味に加入することを決意します。この瞬間は、多くのファンにとって感動的なシーンとなりました。
ブルックの身長は?驚きのサイズ!
ブルックの身長は 277cm !骸骨なのに意外と大きいですよね。
他の麦わらの一味と比べると?
ブルックの身長は麦わらの一味の中でもかなり高めです。比較すると、ゾロ(181cm)やサンジ(180cm)よりもはるかに大きく、フランキー(240cm)よりもさらに高いのが特徴です。
一味の中で最も大きいのはジンベエ(301cm)ですが、それに次ぐサイズなのがブルックです。こうして並べてみると、彼の長身ぶりがよくわかります。
また、登場時から長身ではありましたが、彼はもともと普通の人間でした。骸骨になったことで体が縮むどころか、よりスラッとしたスタイルになっているのが面白いですね。
長身でスタイリッシュな外見
ブルックの細身の体型は、彼のスタイリッシュな服装とも相まって非常に個性的です。アフロヘアとスーツ姿が特徴で、まるでロックスターのような出で立ちです。
また、手足が長いため、剣を使った戦いでは独特のフォームを見せます。特に「鼻唄三丁 矢筈斬り」は彼の長身を活かした技で、遠くの敵にも届くリーチの長さが魅力です。
さらに、音楽家としての一面でも、この長身がステージパフォーマンスを際立たせています。ソウルキングとしてのライブシーンでは、そのスラッとしたシルエットがかっこよさを引き立てています。
2年後の変化
2年間の修行を経て、ブルックは「ソウルキング」として世界的なアーティストになりました。見た目もさらに派手になり、大きな羽織やサングラスを身につけるなど、スターらしい出で立ちに変化しています。
身長自体は変わりませんが、服装やアクセサリーがよりゴージャスになったことで、以前よりもさらに大きく見えることがあります。ライブでは巨大なステージで圧倒的な存在感を放ち、観客を魅了しています。
こうしたスタイルの変化は、彼が持つ「音楽家」としての一面をより強調するものになっています。戦闘だけでなく、エンターテイナーとしても活躍するブルックの魅力が詰まっていますね。
ブルックの歌といえば?心に響く名曲たち
ブルックといえば、その美しい歌声が魅力の一つです。特にファンの間で有名な楽曲を紹介します!
「ビンクスの酒」
『ワンピース』の世界で伝説的な海賊の歌として知られる「ビンクスの酒」。ブルックが特に大切にしている曲で、彼の過去と深く結びついています。
かつてルンバー海賊団が航海の最中にこの歌を歌い、仲間たちと楽しいひとときを過ごしました。しかし、彼らが壊滅する直前、最後の力を振り絞って「ビンクスの酒」を奏でるシーンは、多くの視聴者に感動を与えました。
スリラーバーク編では、ブルックがこの歌を披露し、ルフィたちの前でその想いを語る場面もありました。彼にとっては仲間との思い出が詰まった、特別な曲なのです。
「新世界へ」
2年後に麦わらの一味が再集結した際、ブルックがライブで披露したのが「新世界へ」という楽曲でした。彼はこの2年間で世界的なアーティスト「ソウルキング」として成功し、多くのファンを魅了する存在になっていました。
この曲は、新たな航海へと出発する決意を表しており、麦わらの一味の再出発を象徴する曲でもあります。ライブシーンでは巨大な観客の前で演奏し、圧倒的なパフォーマンスを見せました。
ブルックの「ヨホホホ」という笑い声が曲の合間に入ることで、彼らしいユーモアも感じられる一曲です。
「ソウルキング」としての活動
ブルックは音楽の才能を活かし、2年間の修行中に「ソウルキング」としてデビュー。彼の楽曲は世界中で人気となり、ライブ活動を行うまでの存在になりました。
彼の歌声には「黄泉の冷気」を宿す力があり、ライブ中に魂を抜くような演出をすることも。これは彼の悪魔の実の能力とも関連しており、音楽を通じて戦闘にも応用できるユニークな特技です。
また、ライブでは骸骨であることを逆に活かし、奇抜なファッションや派手なステージ演出を行うことも特徴的。ファンの間では、彼のライブパフォーマンスは「一度見たら忘れられない」と評判です。
ブルックとクジラの関係とは?
ブルックの最大の目標は「あるクジラと再会すること」です。それが ラブーン です。
ラブーンとの約束
ブルックはかつて ルンバー海賊団 の音楽家として航海していました。そんな彼らの船に懐いたのが、当時まだ小さかったクジラの ラブーン です。ルンバー海賊団は、彼と共に長い航海を続けていました。
しかし、偉大なる航路(グランドライン)に入る際、ルンバー海賊団は「この海は危険すぎる」と判断し、ラブーンを 双子岬で待たせること にしました。そして、「数年後には必ず迎えに来る」と約束を交わします。
この約束が、ブルックにとって最大の心残りとなります。なぜなら、ルンバー海賊団は帰ることができなかったからです。ブルックだけが「ヨミヨミの実」の能力で生き延びたものの、長い間ラブーンのことを伝えられずにいました。
悲しい別れと誓い
ルンバー海賊団は、航海の途中で壊滅。ブルックも一度は命を落としましたが、悪魔の実の力で骸骨として蘇りました。しかし、その頃には仲間はすでに亡くなり、彼は孤独に漂うことになります。
長い年月が経つうちに、ラブーンが待ち続けていることを知ったブルックは、なんとしてでも再会し、約束を果たすことを誓います。そのために、彼はスリラーバークでの戦いの後、麦わらの一味への加入を決意しました。
ルフィもまたラブーンと出会い、彼に「必ず仲間に会わせる」と約束していました。この偶然のつながりが、ブルックが仲間として迎えられる決定的な要因になりました。
ラブーンとの再会はあるのか?
現在、ブルックは麦わらの一味と共に航海を続けており、ラブーンとの再会を目指しています。しかし、双子岬と新世界は遠く離れており、簡単に再会できるわけではありません。
それでも、ブルックは「必ず会いに行く」と心に決めています。そして、ラブーンもまた、ルンバー海賊団を信じて待ち続けています。この約束が果たされる日はくるのか…。ファンにとっても非常に気になるポイントですね。
いつか、ブルックがラブーンの前で「ビンクスの酒」を奏でる日が来ることを願いたいですね。
まとめ
ブルックの初登場は アニメ第337話・原作第442話 でした。スリラーバーク編で影を奪われた状態で登場し、ルフィたちと共に戦い、影を取り戻した後に仲間として加わりました。
彼の身長は 277cm で、麦わらの一味の中でも長身です。スタイリッシュな見た目とユーモラスな性格が特徴的ですが、その裏には深い悲しみを抱えています。
ブルックの音楽家としての才能も魅力のひとつ。「ビンクスの酒」は彼にとって特別な曲であり、仲間との思い出が詰まった楽曲です。また、「ソウルキング」として世界的な人気を誇るミュージシャンになったことも、彼の個性を際立たせています。
そして、彼の最大の目的は ラブーンとの再会 です。かつてルンバー海賊団と交わした約束を果たすため、彼は今も航海を続けています。ルフィたちとの冒険の中で、いつか再会を果たす日が来るのか…。その瞬間が描かれるのを楽しみにしたいですね。
ブルックの魅力は、その明るさと過去の悲しみ、そして音楽への情熱が融合しているところにあります。今後の活躍にも目が離せません!